事例【Power BI】リアルタイム「統合売上レポート」
【データ分析】現場と本部「双方の手間を削減」
ビジネスの意思決定を裏付けるデータ分析。そのツールとして役立つのが昨今耳にする機会が増えたBIツールです。Microsoft のPower BIはデータの①統合②分析③リアルタイムな可視化が可能です。
今回はPower BIを使用した小売業の「売上速報」の事例をご紹介致します。
【課題】時間の掛かる「売上データ集計～分析」
とあるスーパーでは店舗毎に売上管理をエクセルで行なっており、以下の課題を抱えています。MicrosoftのPower BIではこれらの課題を解決し、リアルタイムな統合分析を実現します。
【課題1】
各店舗が独自に管理する情報を、報告用にまとめ直す必要があり時間が掛かる。
【課題2】
詳細な状況把握や分析のためには、都度店舗に連絡し回答してもらう必要があるため、疑問の解決がタイムリーでない。
【活用①】バラバラのデータを「リアルタイムに統合」
各店舗の店長が週次で報告する売上。店舗では売上を算出するために「販売履歴」「価格表」など、いくつかのエクセルをもとに、売上報告用のエクセルを作成していました。
Power BIでは、ファイル・フォーマットが異なるデータを都度結合する必要がなく、リアルタイムに統合することができます。なお、取扱うデータの形式はエクセルに限らず「CSV」「オンライン上のデータ」など様々です。
【活用②】マクロからミクロまで「凡ゆる切口で売上分析」
Power BIではエクセルと異なり、複雑な操作なしに「データを掘り下げたり」「データを諸条件で絞る」ことができます。
例えば表示するデータを「店舗のエリア別」「商品カテゴリ別」「時間帯別」など、複数の条件を指定して、まさに見たいデータをすぐ確認することができます。
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