事例【Power Apps】鉄道会社「点検報告アプリ」

Coo Kai

 

【効率UP】アナログ→オンライン化「データ共有・蓄積」

Power Apps活用事例.png

 

注目から数年が経つローコードアプリ。最近では多くの企業が活用し着実に効果を出し始めています。ローコードアプリを活用すれば業界業種問わず、誰でも簡単に業務用アプリを展開でき、①業務効率化②業務フローの標準化が見込めます。

今回は、Office 365のライセンスで利用できる「Microsoft Power Apps」の活用事例をご紹介します。

 

【活用事例①】車両故障の「点検報告をオンライン化」


Microsoft社のSNSではPower AppsによるDX成功事例が紹介されています。
事例で紹介されている鉄道会社では、車両点検について電話による報告が行われていました。報告を受けた担当者はメモを取り、次の担当者に伝言でリレーをします。このアナログの業務フローに対して、Power Appsを活用することで効率的な新しい業務フローを確立しました。

車両点検の担当者は、報告事項が予め定められたフォームに発生した車両故障の状況を入力します。入力された報告は、データとして蓄積されることは勿論のこと、関係者全員に一次報告として通知でき、更に故障の対応状況などステータスが更新される度に、自動で通知することもできます。

車両故障の「点検報告をオンライン化」_活用事例.jpg

 

【活用事例②】製造業における「生産ライン点検報告モデル」


メーカーにおいては、製造ラインの稼働点検に紙のチェックリストを使用している場合、Power Appsでアプリ化し、オンラインでの報告に切替えることができます。

紙のチェックリストの場合、印刷、配布、回収と言った手間が発生しますが、アプリ化しオンラインで報告することで手間を省けるだけで無く、点検結果をデータとして残し、リアルタイムに共有・可視化できるほか、点検の結果、不備が見つかった場合には関係者全員に通知することもできます。

製造業における「生産ライン点検報告モデル」の活用事例.png

 

従来の紙を用いた報告フローからローコードアプリを用いた報告フローに切替えることで、点検前後の効率も向上します。

製造業における「生産ライン点検報告モデル」の活用事例②.png

 

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