【話題のITトレンド】コンテナ技術と仮想マシンの違いとは?

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コンテナとは?仕組みから未来まで徹底解説!

DXの推進により、より速いアプリケーションの開発が求められてきています。そのためには①短期間で要件定義からリリースまでのサイクルを回すアジャイル開発や②その間もサービスを継続的に提供する仕組みが必要です。その2つの仕組みを実現する技術として注目されているのが「コンテナ」です。そこで今回は、そんな注目技術コンテナの「メリット」「未来」についてお届けいたします。

 

 

コンテナとは?


コンテナとは、アプリケーションとその実行環境を1つにまとめあげる技術です。アプリケーションの動作に必要なホストOSの基本環境(カーネル)をDockerのようなコンテナエンジンを通して、コンテナ同士が共有できるようにすることで、CPUやメモリなどのハードウェアのリソースと切り離し仮想的な環境を作り出します。

 

Q.仮想マシンとコンテナの構成の違いは?

仮想と聞くと、仮想マシンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?仮想マシンとコンテナは、ハードウェアのリソースを使い仮想的な環境を作る点で共通していますが、両者は構成に違いがあります。
仮想化は、ハイパーバイザーというソフトウェアで立ち上げられるハードウェアの環境にゲストOSやアプリケーションのインストールを行い、ホストOSとは別の実行環境を構築しています。一方でコンテナは、コンテナエンジンを通して共有されたホストOSのリソースにゲストOS不要でアプリケーションを追加することができます。

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コンテナのメリットとは?


では、コンテナ化することで仮想化と比べてどういったメリットがあるのでしょうか?

 

可搬性が高い

仮想マシンでアプリケーションの実行環境を移行するには移行先の環境に適応させる必要があり、手間がかかります。一方、コンテナは、コンテナ管理ツールによってハードウェアやOS毎の違いが吸収されるため、移行先の環境のアプリケーションやミドルウェアの稼働が確認されていれば、他のサーバーに移してもすぐに実行することができます。

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起動・処理が速い

仮想マシンはホストOSに加えゲストOSも起動する必要があるため、アプリケーションの起動に時間がかかります。一方で、コンテナはホストOSのカーネルを共有するため、ゲストOSの起動がない分素早くアプリケーションを起動できます。また、ゲストOSなどにCPUやメモリを消費することがありません。そのため、物理サーバーの負荷を小さくでき、起動以外にもコピーなどの処理スピードも速めることができます。

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リリースサイクルを高速化

仮想マシンと異なり、コンテナは上述したように可搬性が高く、コピーが容易です。そのため、開発環境→テスト環境→本番環境といったリリースに伴う各環境への反映が容易になり、OSやインフラの違いを意識することなく、アプリケーションを開発・実行できます。運用管理時は、コンテナ管理ツールが安定稼働するようにOSやインフラを設定すれば良いため、リリースサイクルを高速化することが可能です。

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障害時のバックアップ環境への切り替えが容易

コンテナは、繰り返しになりますが仮想マシンと異なりコピーが容易です。コピーはバックアップにもなるため障害時もすぐに代替環境へ切り替えることができます。

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コンテナの未来


近年注目されている、クラウドで利用されることを前提にした「クラウドネイティブ」なシステムを実現するために、コンテナの活用はますます加速していきます。環境に依存せず、すぐにアプリケーションを開発できることから、ゲームやスマホアプリでの活用も始まっています。フリマアプリ「メルカリ」もその一つです。さらには、AIの深層学習の基盤としてもコンテナは利用されているようです。今後、様々な場面で利用されていくのが楽しみですね。

>> AWS Startup ブログ コンテナ利用事例の記事はこちら

 

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