【HR-DX】社員スキルの見える化で課題解決を高速化。人材活用のDXとは?
【課題解決を高速化】社員のスキル把握で始まるDX
社内には「事業成長や働き方の変革といった重要度の高い課題」から「日々の業務で発生する突発的で緊急性の高い課題」まで、様々な課題が存在します。こうした課題をより早く解決するためには、課題への取り組み方自体を変革する必要があります。
①重要度の高い課題の例:営業戦略策定に際して「統計分析のノウハウが必要」
②緊急性の高い課題の例:PR動画を急ぎ編集したいが「社内の専任者が不在」
課題解決に必要な、個人スキルに注目した「人材活用」
様々な課題をより早く解決していくためには、課題をプロジェクト化し適切な人材によるチームを発足したり、知見のある社員にアドバイスを聞ける環境が必要になります。
適切な人材とは、課題解決に必要なスキル(資格や実務経験)を有する社員のことであり、必ずしも各部署が保有すべきスキルと合致しているとは限りません。つまり、課題解決に必要なミッションを各部署に割り振るだけでなく、部署を問わず適切な人材を見つけ出し選出できる仕組みが重要になります。
そこで近年注目されているのが、社員の経歴やスキルを可視化できる、タレントマネジメント(人材活用のDX)です。
タレントマネジメントによる「スキル可視化」の効果と必要性
冒頭の課題の例においても、タレントマネジメントにより各社員のスキルが社内で共有されていれば、素早く解決できる可能性が高まります。
①重要度の高い課題の例:営業戦略策定に際して「統計分析のノウハウが必要」
営業の戦略や予算の策定に際して、その妥当性を客観的に判断することは非常に重要です。しかしながら「注力すべきと考えるポイントが見誤っていないか」など、データを基に推論するためには専門的な統計分析の手法のノウハウが求められます。もしも、社員の前職の経験が社内で共有されており、分析に関して知見ある社員を見つけることができれば、アドバイスを求めたり、あるいは経営戦略のプロジェクトに参画してもらうことができるかもしれません。
②緊急性の高い課題の例:PR動画を急ぎ編集したいが「社内の専任者が不在」
動画編集など専門のソフトや知識が必要な作業において、社内の専任者が不在の場合、急ぎの対応は滞ってしまいます。その専門性から自身で対応することも困難で、急ぎのため社外にも依頼できません。こうした状況においても、社員のスキルが見える形で共有されており、社内に動画編集を行える社員が見つかればすぐに連絡し、対応してもらえるかもしれません。
経済産業省のレポート「人材マネジメントの在り方に関する課題意識」においても、これからの人材マネジメントでは「経営戦略と人材の連動」が必要であり、実現のために「人材のポートフォリオ」が欠かせないと言われています。課題を効率よく解決するためには、各社員のスキルや経験を見える形で社内に共有することは必須と言えるでしょう。
またタレントマネジメントの運用により、課題の重要度や緊急性の高さに関わらず、新しい取組を開始する際にも円滑にチームを結成でき、社員の活躍の場を増やすこともできます。「外国語が堪能」「工作機器を扱える」「プログラミングができる」など意外な発見もあるかもしれません。
スキルを見える化する方法とは?
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