【話題のITトレンド】IoTでの活躍も期待されている注目技術、エッジコンピューティング

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連携し合うデバイスの処理をローカルで実現!エッジコンピューティングのメリットや未来とは?

ITサービスやデバイスの充実により、デバイスの連携やデータの収集などが行われる場面が増えました。こうした背景から、これまで各デバイスで管理・保存していた様々なデータを集約するクラウドの概念が生まれ、現在主流となってきています。しかし、自動運転やスマートホームなど次世代のITサービスやデバイスでは、より高速かつリアルタイムにデータを共有し処理する仕組みが求められています。そこで注目されているのが「Webサービスとの親和性が高いクラウド」のメリットと「高速なレスポンスでデバイスとの通信が行えるオンプレミス」のメリットを兼ね備えた「エッジコンピューティング」です。今回は「エッジコンピューティング」のメリットや未来についてお届けいたします。

 

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エッジコンピューティングとは?エッジコンピューティングとは?


「エッジコンピューティング」とは、クラウドと異なりデータを処理するためのサーバー(エッジサーバー)を、データが生成されるデバイス群の近くに配置する考え方です。データが生成されるデバイス群の近くにエッジサーバーを配置することで、デバイス間の情報共有やサーバーによる処理をインターネットを介さずに実現します。
デバイスの近くにエッジサーバーを配置することでデータの伝送距離を短くし、リアルタイムな通信が可能になるなど様々なメリットがあります。

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エッジコンピューティングのメリット


その1.リアルタイムなデータ処理

データが生成されるデバイスの近くにエッジサーバーを配置し、処理や分析を行うことができるため、データの伝送にかかる時間が短くなり低遅延な処理が可能です。自動運転やロボットの制御などにおいては、通信の遅延が発生してしまうと大事故につながりかねないので、低遅延であることはとても重要となってきます。

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その2.通信コストの削減

クラウドの場合、管理サーバーとデバイスがインターネットを介してあらゆるデータを直接通信する必要があり、相応の通信量が発生していました。一方エッジコンピューティングの場合、データはエッジサーバーで加工されるため、インターネットを介したクラウドの管理サーバーとの通信頻度や容量が減り、通信コストを抑えることができます。

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その3.可用性の向上

データを処理する管理サーバーをクラウドに配置していた場合、管理サーバーが何らかの原因で利用できなくなると、末端のデバイスも停止してしまいます。一方、エッジコンピューティングの場合は、末端のデバイスが稼働するために必要な処理はエッジサーバーで行うため、クラウドの管理サーバーが止まってしまっても影響を受けることなく、末端のデバイスを稼働させることができます。

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IoTとエッジコンピューティングの展望


エッジコンピューティングは、様々な場面での活用が期待されています。

様々な角度からのスポーツ観戦が可能に
複数台のカメラが設置されたサッカーや野球のスタジアムにエッジコンピューティングを導入すれば、会場とリンクしたコンテンツを、会場内で遅延なくスマートフォンから楽しめます。データの容量が大きく送受信に時間のかかる映像を、クラウドサーバーではなくエッジサーバーに搭載したAIで処理することで「リアルタイムな実況」「選手やボールの位置情報」をコンテンツとして見ることができます。

「令和2年版情報通信白書」によると街中や住宅、工場に至るまで様々な領域でネットワークに接続するデバイスが普及すると予測されており、エッジコンピューティングの活用の場も増えます。
2030年にはIoTの発展もあり世界のネットワークに接続するデバイスの総数が500億台になると言われています。この数は2019年の約254億台の2倍の数に相当します。エッジコンピューティングはIoTを支える技術として今後も広がりを見せていきそうです。

 

 

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