DX時代の新常識、ノーコード開発について解説!
近頃耳にする機会が増えた「ノーコード開発」。「誰でも簡単にアプリが作れると聞くけどよくわからない」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんなノーコード開発についてお届けいたします。
ノーコード開発とは?
ノーコード開発とは、プログラミングのスキルを必要としない開発サービスです。国内外問わず様々なサービスが提供されており、アプリケーションやWebサイトの開発が短時間で行えます。プログラミングができない分、一般的な開発よりもできることが少ないですが、誰でも利用できることが注目されています。
国内の活用事例
海外では新常識になりつつあるノーコードですが、国内でも活用事例を耳にするようになりました。某市役所の職員が1週間でノーコード開発したことが話題になりましたよね。健康状態を相談するチャットボットや特別定額給付金の申請状況を確認するサービスを開発し、4万件もあった1日の問い合わせを9割も減少させることに成功しました。
40年分のアプリケーションを5年で⁉
マイクロソフト社の予想では、今後5年間で5億個のアプリケーション開発が行われます。これは過去40年間に開発されたアプリケーションの数に相当します。単純計算すると、過去40年で起こったことが5年間で起こるため、8倍ということになります。
例えば、もし今日まで1ヵ月に1つのスピードでアプリケーションを開発していたとしたら、これからは3.5日に1つのアプリケーションを開発するスピードなります。
あるいは、エンジニアの人口を増やす必要があります。情報処理推進機構の「IT人材白書2019」によると、2018年度の日本のIT人材は約123万人いるため、8倍の人数の984万人まで増やす計算になります。エンジニアを984万人まで増やすことに相当します。生産性向上・DXのためには、ノーコード開発サービスを利用し開発スピードを上げることが必要不可欠になってくると言えるでしょう。
ノーコード開発サービスの使いやすさを検証
ノーコード開発サービスの中でも手軽と言われているGlideを使用し、実際にスマートフォン用のアプリケーションとして、従業員のプロフィール一覧のサンプルを作成してみました。従業員の情報をGlideに入力するだけでアプリケーションが完成します。アプリケーションの更新も入力値を書き換えるだけですぐに反映されます。
Glideを使用した感想
テンプレートを使用しアプリケーションを作成したところ、マーケティング担当の私でも10分ほどでこのアプリケーションを作成することができ、むしろ、入力する情報を準備することに時間がかかりました。操作画面はまだ日本語に対応していませんが、直感的な操作で利用することができます。
例えばその他にも・・・
情報の入力だけで「イベント当日の案内アプリ」なども作れます。「当日のスケジュール」や「登壇者やセッションの情報」「会場の案内」を展開するだけでなく利用者からの質問を受け付けることもできます。
様々なシチュエーションを考えてみると、従来の開発のようにコストをかけるほどのことでもない場面で活用できると思います。まずは身近なDXを実現しましょう。
■お電話でのお問合せ
0120-061-044
■メールでのお問合せ
■PSCオフィシャルサイト