株式会社オプテージ 様
設立 | 1988年4月 | |
---|---|---|
資本金 | 330億円 | |
売上高 | 2,572億円 | ※2023年3月期 |
従業員数 | 2,870名 | ※2023年4月現在 |
1988年に関西電力の完全出資子会社として設立した関西通信設備サービス株式会社が母体。独自の光ファイバーネットワークを用いて、個人向けには「eo 光」、法人向けには「オフィスeo 光」を提供するほか、MVNOサービスの「mineo」やエネルギーサービスの「eo電気」などにも注力している。2019年4月に旧関電システムソリューションズが保有していた情報通信インフラ、情報システム開発事業、ならびに関西電力が保有していた社内LANなどの通信サービス提供事業と統合し、社名をケイ・オプティコムからオプテージに変更。
※2024年3月 インタビュー当時
導入製品 / サービス
Good Point
- プロジェクトを成功に導く「高い併走力とコミュニケーション力」
- 技術提供だけでない「リーダー素質を備えた若手人材」
- 状況に合わせて拡張できる「人材提案の柔軟性」
PSCチームが支える「OPTAGEのクラウドサービス」とは
「オールインワンのクラウドサービス」を
高品質・ローコストで提供
オプテージ様)オプテージでは、メールやファイル共有、Webホスティング(サーバー)をはじめとする各種ユーティリティサービス。そして、それらの機能を安心かつ安定してご利用いただくための、認証基盤、ネットワーク、セキュリティといった機能を、一般企業様向けにオールインワンで提供しています。お客様はあらゆる機能を、クラウドサービスとして比較的ローコストでご利用いただけます。
クラウドサービスを支える「運用体制」
オプテージ様)これらのクラウドサービスを支えるインフラ基盤は、そのサービスの数、またユーザー様の数からも想像できる様に、とてもボリュームがあります。そこで、インフラ基盤の運用は、ピラミッド型にチームを分け実現している次第です。チームは基本的にサービス毎に編成をしていますが、直接技術的な作業を行うチームもあれば、運用に必要なユーザー向けの窓口を担うチームまで様々です。そのため発生する業務も、インフラ基盤のメンテナンス、ユーザーからの問合せやリクエスト対応、それらに必要なドキュメント作成、と多岐にわたります。PSCさんには、その数ある運用チームの大半と、その複数チームを統括する役割を担っていただいています。
PSCとの出逢いは「全国規模のセキュリティ移行PJ」
オプテージ様)PSCさんとの出逢いは、約7年前の別のプロジェクトに遡ります。当時、日本全国の自治体様向けに、クラウドサービスの一つであるセキュリティサービスを構築、移行するプロジェクトがありました(全国規模のセキュリティクラウド移行)。
このセキュリティクラウド移行プロジェクトは、自治体であるお客様のこれまでの状況から、困難を極めることが予想されました。そうした状況のなか、手を挙げていただいたのがPSCさんです。
一大プロジェクトを「大成功に導き表彰」
オプテージ様)日本全国の自治体様向けのセキュリティクラウド移行プロジェクトは、困難を乗り越えながら無事大成功。オプテージ(当時は株式会社関電システムソリューションズ)がグループ会社内で表彰されたこともあり、オプテージも社をあげてPSCさんを表彰をさせていただきました。
クラウドサービス以外の事業において、それ以前からもお世話になっていたPSCさんですが、本格的なパートナー関係が始まったのはこの時期からです。この機会がなければ、PSCさんとの現在の信頼関係も無かったと思います。こうして振返れば、大変思い出深く重要な出来事です。
PSC参画を皮切りに「本格始動した運用チーム」
長期的視点で決断した「若手メンバーの採用」
オプテージ様)過去を振返り話は、弊社が一般企業様向けに提供するクラウドサービスに戻ります。クラウドサービスの開始は、オプテージ発足以前になります。その運用は、前身であった旧株式会社関電システムソリューションズが、サービスのオーナーである旧株式会社ケイ・オプティコムのもと、間接的に行っていました。
そして、要員のご提案をいただく中で、私たちは一つのチャレンジをしました。それは「若手メンバーの採用」です。ITの需要が高まった現在、システムエンジニアの人材不足が業界全体で課題となっています。であればいっそのこと、吸収力も高く、尚且つ長期的にも活躍いただける若手メンバーを迎え、スタートラインから併走。将来はリーダーに登用、と構想をしました。
そこでご提案いただいたのが、現在では運用チームの統括リーダーも務めるPSCの原田さんです。当時、PSCさんに入社して間も無く、またIT未経験であった原田さんですが、そこは流石PSCさんの社員。PSCさんの企業理念でもある「私たちクライアントに寄り添うこと」や「如何なる状況にも立ち向かう雑草魂」また「コミュニケーション能力の高さ」を兼ね備えておりました。
PSC 原田)当時、右も左も分からない私は「分からないことは聞く」「何事にもチャレンジする」といった基本的なことから始めていきました。オプテージ様に「一歩でも寄り添うのだ」と決心をしたその心は、今でも変わりません。そして、複数のチームを統括するリーダーとなった今、これまでの日々を振返ると、私がオプテージ様に寄り添う以上に、オプテージ様は、私自身に寄り添っていただいていたのだと感じます。
オプテージ様からは、一人のエンジニアとして、また将来のリーダー候補として多くの学びと機会をいただきました。それは、直接的に技術やノウハウを教わるだけではありません。時にはマネージャーの集まる場面に同席させていただくなど、併走する日々のシーンひとつひとつに、広く深い意味がありました。成長の機会をいただいたことに改めて感謝しています。
急務のなかでの「要員提案」
オプテージ様)そうした状況のなか、グループ会社の統合によりオプテージが発足しました。間接的に担当をしていたサービスの運用を、直接的かつ広範囲に担当することになりました。つまり、運用体制の強化がすぐに必要な状況です。パートナー企業にお声がけをし、中でも真っ先に手を挙げ「一緒にやりましょう」と返事をいただいたのがPSCさんです。これまでのPSCさんの実績を知っているメンバーにとっては、この上ない安心感です。運用業務の増加、そして期待に応えていただけるメンバーがいることが、チームの成長を加速させました。
運用チームで実現した
「一つの理想形」
バトンは文字通り「次世代へ」
オプテージ様)PSC 原田さんが統括する運用チームは、約7年間で30名ほどの規模に成長しました。チーム発足当初に構想していた、理想的な運用体制が実現できたといえます。
そして、現在期待していることは、PSC 原田さん自身が次の世代を作ることです。根底の考えとして、人間ひとりの時間は有限ですが、ピラミッド構造により結束されたチームは半永久的に続く。ノウハウやマインドを継承し続け、走り続けられる仕組を作ることこそに、価値があると考えています。
PSC 原田)オプテージ様が私に対して時間を作り、実施いただいた教育やフォローは、信頼関係を築き上げるには不可欠でした。そして信頼関係には、苦楽を共にする日々も欠かせません。私自身、そうした教育やフォローを自身のチームのメンバーに対してできているかは分かりませんが、幸いにもチームのメンバーは慕い、併走をしてくれています。オプテージ様からいただいたバトンは、東良さんをはじめとするチームのメンバーに確かに届いていると思います。今後は信頼関係に更なる磨きをかけ、オプテージ様により一層貢献していきます。
PSC 東良)オプテージ様、そして原田さんの想いは日々感じています。
これからも、オプテージ様と共に築き上げたチームをより強固にし、より魅力的なサービスをお届けできるように、原田さんから受取ったバトンをしっかりと握り、オプテージ様に併走していきたいと思います。
PSCアウトソーシングサービスを選ぶ理由
高いコミュニケーション力×併走力
技術提供だけでない「ハイパフォーマンス人材」
実績の積み重ねによる安心感
状況に合わせて拡張できる「人材提案の柔軟性」
期待に応え続けるパートナーとして
オプテージ様)振返れば節目節目で大きな出来事もあります。ですが、チームの信頼関係は日々のコミュニケーションの積み重ねがあってこそです。PSCさんにはチームで尽力いただいているメンバーだけでなく、多くの関係者の皆様にも日々支えていただいています。パートナーとして手を挙げていただける会社はたくさんいても、一つ一つのプロジェクトを着実に納め、次に繋げていただける、そして期待させてくれるパートナーは稀です。
オプテージでは、今後も様々な大きなプロジェクトが予想されます。その際には、ぜひともお力添えいただきたく思います。IT業界を共に盛り上げるパートナーとして「これからも、末永いご支援をお願いいたします」。
株式会社オプテージ
技術本部 プラットフォーム技術部門
プラットフォーム技術部 システム基盤チーム
チームマネージャー
小宮 浩一 様
株式会社オプテージ
技術本部 プラットフォーム技術部門
プラットフォーム技術部 システム基盤チーム
サブマネージャー
山本 雅昭 様
株式会社オプテージ
技術本部 プラットフォーム技術部門
プラットフォーム技術部 システム基盤チーム
リーダー
赤枝 洋平 様
株式会社ピーエスシー
西日本 Outsourcing事業部
部長
辻 友覚
株式会社ピーエスシー
西日本 Outsourcing事業部 1課
リーダー
原田 恵
株式会社ピーエスシー
西日本 Outsourcing事業部 1課
サブリーダー
東良 真奈