【Outlook誤送信防止】標準化・自動化による恒久対策
情報漏洩の主な原因は「人為的な誤り」
2023年に日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)によって発表された、個人情報取扱いに関す事故。不正アクセスや、マルウェアによる被害が深刻する中、依然として発生理由の約7割は郵送物の誤送付や、メールなどの誤送信といった社内で発生する事故です。
出典:2022年度「個人情報の取扱いにおける事故報告集計結果(JIPDEC)」より
また、誤送付や誤送信のより詳細な内訳では、メールの誤送信が急増(前年のレポートより)。テレワークの普及など、働く環境の変化が要因と考えられます。
出典:2021年度「個人情報の取扱いにおける事故報告集計結果(JIPDEC)」より
そして、発生原因に着目するとその多くは担当者の「人為的な誤り」です。操作や確認のミスなど、手続の品質が担当者により異なることが根本原因と考えられます。
出典:2022年度「個人情報の取扱いにおける事故報告集計結果(JIPDEC)」より
標準化・自動化で「メール誤送信防止」
情報漏洩リスクの高い業務として「メールの送付」が挙げられます。多くの従業員が高い頻度で行うメールの送付は、個々人の問題ではなく企業の問題として、個々人の注意力に頼らない標準的な対策を講ずる必要があります。
テレワークなどの働き方の変化により、目の届きづらい環境が増えつつある今「送信前の確認を、個人で完結できる仕組」は、生産性を維持しつつ効果を発揮するとして、再注目されています。
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