【話題のITトレンド】何が変わる?Windows 11の新機能・復活する機能とは? ー Vol.14 ー
遂に発表されたWindows 11!機能やリリース予定についてお届け
本年6月、Microsoft社のイベントで、Windows 11が発表されましたね。プレビュー版の提供も始まり、たくさんの方が試しています。Windows 11は、1995年に発売されたWindows 95からNT系も含めて数えると、11番目のバージョンで、Windows 10からは6年後の発表になります。そこで今回は、Windows 11の気になるアップデート内容について確認したいと思います!
ここが変わる!Windows 11
UIがソフトに!
Windows 11では、スタートメニューやアプリウィンドウの角が丸に。アイコンもカラフルになり、全体的に柔らかい印象になっています!また、今までタスクバーの左に配置されていたスタートメニューは中央に移動します。Windows 10でのスタートメニューのタイル形式表示は廃止され、スマートフォンのホーム画面のようにアプリの一覧が表示されるようになります。
ウィンドウの分割表示をワンクリックで
従来までのウィンドウ分割では、分割表示したいアプリケーションを開き画面端までドラッグまたは「Windowsキー」+「矢印キー」を押して画面を分割していました。Windows 11ではアプリケーションの右上にある最大化ボタンにカーソルを合わせると画面分割レイアウトが表示され、選択するだけですぐに画面の分割が可能です。
サブディスプレイ表示のレイアウトを記憶
Windows 10では、サブディスプレイの見やすい位置にアプリケーションを移動しても、サブディスプレイ切断時にはメインディスプレイに戻され、再接続時も再度移動させる必要がありました。Windows 11ではサブディスプレイを接続した際のウィンドウの位置を記憶し、再接続時に自動復元することができます。また、用途別に画面配置をプリセットすることも可能なので、すぐに作業しやすい環境を実現できます!
遂にIEが終了...!
2022年6月15日以降アプリケーションの提供が終了すると言われているInternet ExplorerがついにWindows 11では無効化され、Microsoft EdgeがデフォルトのWebブラウザになります。古くから慣れ親しんできた分少し寂しさもありますが、EdgeでIEの互換性を実現する「IEモード」は少なくとも2029年まではサポートされる予定です。2029年までに徐々に移行していくのが良さそうです。
32bitでの処理は終了し、64bitのみに!
Windows 10では一度にCPUが処理できる量として32bit版と64bit版のアプリケーションに対応していましたが、Windows 11からは64bitのみの対応になります。32bitのアプリケーションの対応や、互換モードが搭載されるかは気になるところですね!
TeamsがOSに統合!
Windows 11からはTeamsが標準でタスクバーに組み込まれ、ワンクリックで通話やチャットが可能になります。これまで利用されていたSkypeの「今すぐ会議」機能の代わりのようです。
ホームエディションでは、Microsoft アカウントが必須に!
Windows 11 Home Editionでは、セットアップ時にインターネット接続に加えMicrosoftアカウントが必須になります。なお、Windows 11 Proでは従来どおりローカルアカウントが作成できます。
ストアアプリが刷新
Microsoft Storeもデザインが変更されました!アプリケーションに加え、ゲーム、番組、映画など、様々なコンテンツがより見つけやすくなります!
Androidアプリが使えるように!
新しいMicrosoft Storeでは、Amazonアプリストアを介してAndroid向けのアプリも入手できる様になります!これまで携帯でしか利用できなかったアプリがPCでも使えるようになるのはとても楽しみですね!
懐かしの起動音復活!
Windows 7以降廃止されていた起動音がWindows 11で復活します!新たな起動音を聞けるのが楽しみですね!
ウィジェット機能復活!
Windows 7以降廃止されていたウィジェット機能も復活します!天気やマップ、ニュース、エンタメなどの最新情報を素早く入手することが可能です!
リリース予定やシステム要件は?
アップデートについてご説明してきましたが、リリース予定やシステム要件についても気になるところです。
リリース予定について
Windows 11のリリースは2021年後半を予定しています。なお、Windows 10のサポート終了は2025年10月を予定しています。
システム要件について
Windows 11はCPUやメモリ、ストレージに関して一定の要件を満たさないとインストールすることができません。現在利用されているPCの多くは、買い替える必要があるとも言われています。今後変更になる可能性もありますが、詳しい要件に関しては以下公式サイトより確認することができます。
>>機能要件ページはこちら
Intelは第8世代Core以降、AMDはRyzen 2000番台以降のCPU搭載のPCならWindows 11のインストールが可能です。今から3年以内に購入されたPCが当てはまるかと思います。ただ、3年以内に購入しても必ずしも上記のCPUが内蔵されているとは限りませんので確認が必要です!
なお、各種要件を満たしていておりWindows 10をお使いの方なら、無償でWindows 11へのアップグレードが可能です。Windows 10をお使いの方はぜひ使ってみてください!
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