パーソルホールディングス株式会社 様
設立 | 2008年10月1日 | |
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資本金 | 174億7,900万円 | 2022年3月末現在 |
従業員数 | 60,675名 | ※連結 2022年3月末現在 |
売上高 | 1兆608億9,300万円 | ※連結 2022年3月期 |
パーソルグループでは「テンプスタッフ」「doda」をはじめとした、はたらく人の多様な未来を支援するためのサービスを展開。個人に向けた「はたらく」機会と、法人にむけた人材獲得・育成、ソリューションなど、変革の時代における人と組織の成長を支援。パーソルホールディングス株式会社では、30社を超えるパーソルグループ各社の包括的な運営管理を行なっている。
※2022年9月 インタビュー当時
導入製品 / サービス
Good Point
- 端末の利用者を明確にし、行方不明機「ゼロ台」に
- 関係部署とのリアルタイムなデータ共有で「コスト削減」
- クラウド上で完結する「モダンワーク」
- サブスクリプション(DaaS)で「キャッシュフローの改善」
サービス導入前の「課題」
PSC 田中)Perfect Finder導入以前の運用課題をお聞かせください。
一定数発生する、所在・利用者の分からない「行方不明機」。
パーソルホールディングス株式会社では、30社を超えるグループ会社で利用するPC端末「約25,000台」の調達・管理・サポートといった運用(ライフサイクルマネジメント)を一挙に行なっています。しかしながら、管理台数の増加に伴い様々な課題が顕著になりました。主な課題は行方不明機の発生といった「セキュリティ課題」です。 もちろん企業としてガバナンスを効かせて管理をしていましたが、どうしても行方不明機が僅かですが定期的に発生してしまうのが否めません。端末管理の観点で重要なのは「どこで、誰が、何の端末を利用しているのかが分かる」ことです。端末管理の観点でガバナンスを強化できれば、情報セキュリティの強化にもつながります。
サービスの「選定理由」
PSC 山田)当社のサービスを導入していただいた理由をお聞かせください。
LCMサービスは既存・新規問わず多くの企業様が提供しており、選定には慎重に慎重を重ねました。どこの企業様も其々の魅力がありましたが、PSCさんに決めた一番の理由は「実績」です。20年以上に亘るLCMサービス、高いセキュリティレベルのセキュアセンターという自社施設を保有していること、そして多くの大手企業へLCMサービスを提供していたこと。やはり如何なるサービスも実際に導入してみないと分からない部分がありますので、導入前の検討時は、実績は注視させて貰いました。安心・安全なサービスでないと、私たちも会社へ推薦できませんので。その点、PSCさんの実績は申し分なかったので、自信を持って会社に推薦させていただいた次第です。
Perfect Finder・LCMサービスが
「選ばれる理由」
行方不明機「ゼロ台」に
IT資産データを一元管理
関係部署とリアルタイムにデータ共有
キャッシュフロー改善
導入効果①「所在・利用者を漏れなく把握し、行方不明機の発生率0%に」
PSC 服部)実際に導入して頂き、どんな効果をお感じでしょうか。
従来の運用では、端末の利用者が不明確で端末の行方を追跡できなくなるケースがありました。Perfect Finderでは、端末の利用申請の際に、端末と利用者(あるいは端末の責任者)が必ず一対で紐づきます。一時的な貸出や、共用機の貸出であっても利用者が明確になり、端末の棚卸の際には誰が利用していたのか追跡することができため、デバイスの展開状況を把握することができます。
導入効果②「リアルタイムなデータ共有で、社内連携の手間が半減」
端末の調達や運用には、総務部や経理部など多くの部署が関わります。しかしながら、同じ端末を扱うにも関わらず、各々の部署で必要なデータを集め、まとめる手間が発生していました。Perfect Finderでは、端末に関するあらゆるデータが集約され、変化するステータスもリアルタイムに把握することができます。そのため「担当部署に確認する手間」「部署間での認識の誤り」が減り、管理業務全体が滞りなくスピーディーに進みます。
導入効果③「クラウド上の管理で完結するモダンワーク」
デバイスの物理的な作業から解放され、オンライン上のワークフロー中心なので、リモートワーク環境には追い風でした。当社はテレワークを推進していますが、物の管理をアナログで行う場合には、出社が否めません。その点Perfect Finderは、Microsoft Teamsとも連携できチャットでの通知受け取りや、運送会社のシステムと連携した配達完了の自動クローズもできます。ワークフロー管理はもちろん、さらには行方不明機の督促、社内からの問合せ(サポート業務)もオンライン上で出来ます。
つまり、ネットワークが繋がる環境であれば、理論上は世界中のどこでも、誰とでも、いつでも仕事ができることになります。「ハイブリッドワークの先の働き方」の可能性を感じました。
導入効果④「サブスクリプション(DaaS)でキャッシュフロー改善」
最後に、経済的な観点でも魅力でした。通常、PCを調達する場合は初期費用として購入代金が一括で発生します。毎年発生する購入時に、都度イニシャル費用が発生するのは、他の企業様も含めて経済的に軽くない負担かと思います。しかし、LCM3.0はサブスクリプションモデルなので、月額利用料という負担が少ないのはTCOの観点でも魅力でした。私どものように万単位でデバイス運用しなければならない企業にとってはとても助かります。「所有から利用へ」という時代の流れを改めて感じました。
LCM3.0でモダンワークの先へ
Perfect Finderの導入は、生産性向上につながる全社的なDXの一例です。グループIT本部(GIT)では端末の管理・運用だけでなく、社員がより働きやすい環境づくりのための変革を追求していきます。LCMにおいては「働くための道具としてデバイスを社員に貸与する」のではなく、社員がより豊かに働きがいを感じてもらうために「社員のデバイスをGITがサポート・マネジメント」できたらと考えています。
【動画で紹介】LCM(ライフサイクルマネジメント)サービス
パーソルホールディングス株式会社
グループIT本部
本部長
内田 明徳 様
パーソルホールディングス株式会社
グループIT本部 ワークスタイルインフラ部
ユーザーインフラ室 室長
飯田 康隆 様
パーソルホールディングス株式会社
グループIT本部 ワークスタイルインフラ部
ユーザーインフラ室 エキスパート
源常 冴 様
株式会社ピーエスシー
営業本部
ITマネジメント担当
田中 應貴
株式会社ピーエスシー
営業本部
部長代理
山田 嘉秀
株式会社ピーエスシー
営業本部
リーダー
服部 真憂子