【話題のITトレンド】5Gのスペックと可能性 ー Vol.1 ー

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5Gのスペックと可能性について解説!

昨年から日本でも大手通信キャリアによる5Gサービスが開始され始めました。5Gでは、動画ストリーミングのスピードや自動運転の向上について語られることが多いですが、その他にも様々な用途への活用が期待されています。そこで、今回は5Gのスペックと可能性についてお届けします!

 

5Gってどのくらいすごいの?


5Gは4Gに比べて、3つの特徴的な違いがあります。

①特徴:高速で大容量(約20倍のスピード)
映画など大容量データのダウンロード4Gでは5分→5Gでは15秒程度に。

②特徴:低遅延(約10分の1の遅延)
ビデオ会議の映像や音声の遅れがほぼなくなり、楽器の合奏もできるように。

③特徴:多数同時接続10倍の数の端末に対応)
大規模なイベント会場や競技場でも通信エラーがなくなる。IoTの普及にも貢献。

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5Gで実現する世界


その1.工事現場の重機もリモート操作

5Gの低遅延で大容量な通信により、遅延なく高画質な映像を遠隔地に送ることができれば、正確な操作が必要とされる工事現場での重機操作をリモートで行えるようになります。
例えば、北海道にいながら、1人のオペレーターが東京とアメリカの現場を同じ日に担当できるほか、土砂崩れなどの災害時にも、重機を確保できれば、オペレーターが現地に行けずとも複数名が交代制で昼夜問わず対応できます。人員確保の難しい地域では都市開発も加速するかもしれませんね。

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その2.街の混雑状況をリアルタイムに予測

5Gの大容量通信とAIによる画像分析を活用して、高画質なカメラにより街行く人を計測できれば、街の混雑状況をリアルタイムに予測できます。
駅や商店のリアルタイムな混雑状況や精度の高い予測がオンラインで確認できるようになれば、ランチの行列や車の渋滞もなくなるかもしれません。人数の測定だけでなく、歩く方向・性別・年齢・服装や持っているものの特徴も分析できればさらに精度は高くなり、活用の幅も広がりそうですね。

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その3.自動改札は顔パス

5Gの低遅延と大容量の通信により、駅の自動改札を交通系ICカードではなく顔パスで通れるようになるかもしれません。従来の交通系ICカードのタッチによる方式は、タッチ直後にカードの情報をサーバーへ送り利用可否を認証していましたが、送付する情報が比較的軽量でした。
5Gの活用でより大容量の情報である顔の画像や、3Dスキャンした立体情報を送付し認証が行えれば顔パスでの自動改札が実現します。この顔パスの仕組みは自動改札に限らず、スピーディーな認証が求められる様々な場面で活用が期待されています(店頭での決済や、オフィスビルの入館ゲート、テーマパーク、ライブ会場の入場など)。

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5Gはいつ普及するの?続く6Gは?


コンシューマー向けには各大手通信キャリアが5Gサービスを開始していますが、利用できるエリアは4Gに比べてまだ少ない状況です。普及に向けた各社の予定も気になるところです。以下は各社の2021年度末までの人口カバー率の見込みです。

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なお、続く6Gでは通信技術としてだけではなく、ワイヤレス充電への応用なども検討が進められています。今後のニュースも楽しみですね。

 

 

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