サトーホールディングス株式会社 様
Google Workspaceポータルサイトで、グローバル全体のコミュニケーションを活性化。

サトーホールディングス株式会社 様
設立 | 1951年5月16日 | |
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資本金 | 84億円 | 2017年3月31日 現在 |
従業員数 | 5,012名 | 2017年3月31日 現在 |
売上高 | 1,063億円 | 2017年3月期 |

バーコードラベルやICタグを発行するプリンタ等のハードウェア、ラベル・タグ等のサプライ、ソフトウェアの提供を含む自動認識ソリューションの開発、製造、インテグレーションを一気通貫で行う世界で唯一の会社。お客様の課題を抽出し、自動認識技術を用いてその改善を図るコンサルティングや、ニーズに応じた製品開発、現場インテグレーション、導入後の保守その全てを行なっています。
導入製品 / サービス
- Coo Kai BBS/掲示板(Google Workspace向け)
- Coo Kai Calendar/組織階層型カレンダー(Google Workspace向け)
- ポータルサイト作成
- Coo Kai Google サイト用ガジェット
- 管理ツール(Google Workspace向け)
Good Point
- オンプレミス環境と異なり世界中どこからでも快適にアクセス可能!
- ポータルサイトにアクセスする事で業務に必要な情報が全て確認できる!
- Google Workspaceと連携はもちろん、グローバル対応もできる!
サービス導入前の「課題」
Google Workspaceへ連携すること、そして何よりもグローバルスタンダードなコミュニケーションツールとしてのポータルサイトを実現すること
オンプレミス環境の既存ポータルサイトでは、社外からはVPN接続が必須だったため接続までの時間を要し、接続されても切断が頻発してしまうという点が課題となっていました。国内外に拠点も多く、社内のコミュニケーション基盤となるポータルサイトについて、当時の様子を次のようにコミュニケーション統括部広報グループ主任の青山氏は言います。「社内利用においてはポータルサイトとしての役割を果たせていたが、一歩社外へ出れば、アクセスするには問題があり、改善を求める声は多く上がっていました。」
そこで、社内ポータルサイト刷新のプロジェクトが立ち上がりました。「最大の使命は、グループ社員の過半数が海外で働いているので、グローバルな環境で使えるかどうかでした。また、既にグループウェアとしてGoogle Workspaceを導入していたので、連携をするということが大前提でした。」と青山氏は言います。 また、グローバル対応・Google Workspaceとの連携以外にも大事なポイントがあったと青山氏は続けます。「毎日、社員全員が経営トップに向けて、ポータルサイトを入口に、会社に対する提案や日頃の業務の工夫を投稿しています。実際に案が採用されて実行に移されることもある、風通しの良い企業文化があります。全世界で取り組んでいて、データベースで検索ができるので、同様の意見を何人が投稿しているかということが分かります。このようなコミュニケーションも社内システムには求められるものであり、ダイバーシティも同時に取組んでいるため、どんな人でも直観的に操作できると言う点も大事なことでした。」
そこで、すべての課題解決ができると選ばれたのがピーエスシーのCoo Kaiポータル構築サービスと、Coo Kai アプリケーション(掲示板、カレンダー、アドレス帳、ガジェット)でした。
サービスの「選定理由」
既に同規模のお客様へ導入実績があり、グローバルでの利用が可能
そして何より顧客要望に対して正面から対応してくれるビジネススタイルが他社とは違っていた
プロジェクト発足時に様々な企業へ問合せをした結果、最終的にはピーエスシー含む2社で検討されていました。明確に違っていた点をIT推進部インフラグループ長の高山氏は次のように言います。「もう1社の企業様からは、ピーエスシーさんと同様に、出来上がったサービスを月額で使えるという提案をいただきました。しかし、コスト面は安価ではありましたが、実績としても小規模企業向けの導入が多く、グローバルで使えるという重要な点がクリアになりませんでした。一方で、ピーエスシーさんは、営業の方の提案段階のフォローもしっかりしていて、グローバル企業での導入実績もある上、運用も考慮したアドバイスやサポートまで、要望や相談を安心して聞いていただける雰囲気がありました。ビジネスのスタイルが違いました。」
ピーエスシーは、最大の使命であるグローバル利用の課題をクリアにするため、Coo Kaiサービスを実際に導入いただいている、サトーホールディングス様と企業規模も近く、グローバル利用をしている既存のお客様との対談を設けました。「対談の目的はどの様に海外で使われているか、課題は無いかという点でした。ざっくばらんにお話し、同規模の会社が海外利用も含めて問題なく利用していて、課題事項はスピード感をもって対応されているというお話を伺い、信用に足る企業様だと確信しました。」と青山氏は言います。同様の実績があるということは社内の承認を得るうえでも注目視される点でした。そして最終的な決め手となったのは、出来上がったサービスを月額利用で即時導入出来る点、そしてそのサービスは顧客要望に対し、どんどんバージョンアップして便利になっていくという点でした。グローバル対応が重要となる中、要望がどんどん反映されるというピーエスシーの柔軟な対応姿勢を評価いただきました。
サービス導入後の「効果」
Google Workspaceとの連携とどこからでもスムーズなアクセスが可能となりグローバル対応を実現
続く課題解決に対しても、安心して対応できる体制に
課題の一つであったGoogle Workspaceとの連携については、施設の予約がGoogleカレンダーへ反映される事や、Coo Kaiアドレス帳から直接メール送信ができる事を一例に、ご希望通りに実現出来ました。
「すでにGoogle Workspace自体はグローバル展開しており、Coo Kai アプリケーションはその基盤の中にアドオンする形で導入をしたので、システムとしての連携の点や導入の難しさについては、特に問題ありませんでした。また質問や改善依頼に対し、ピーエスシーの技術者の方は分かりやすく説明や対応をいただけたので非常に満足しています。また運用を始めてから3ヵ月ですが、この間にも日々Coo Kaiサービスが改善され機能向上されていることを感じています。今後さらに良くなっていくことを期待しています」と高山氏は言います。
サトーホールディングス社が最重要課題に挙げていたグローバル対応については、英語版ページをポータルサイト内に作成しました。「初めて作成しましたが、そのテイストをどのようなものにするかは苦労しました。今回のプロジェクトオーナーの一人はCCO(Chief Communication Officer)でシンガポールの責任者でもあります。日本であれば普通でも、海外だと違和感がある点など、実際に利用してもらって初めて気づくことが多いですが、引続き課題をクリアしていきたいと思っています。また海外の地域毎にページが欲しいという要望があるため、今後は地域間のコミュニケーションをプロモートしていきたい」と青山氏は言います。
無事にグローバル対応を実現したものの、次なる課題を明確にして改善に取り組むサトーホールディングス社から、柔軟な対応及び今後のCoo Kaiの利用活用にさらなる期待をいただいています。
サトーホールディングス株式会社
コミュニケーション統括部広報グループ
主任
青山 和広 様

サトーホールディングス株式会社
IT推進部
インフラグループ長
高山 健 様

株式会社ピーエスシー
Cloud Apps事業部
執行役員本部長
福田 勝巳

株式会社ピーエスシー
営業本部 ITマネージメント営業部
課長
山田 嘉秀
